こんにちは、ユタロー@うつ病休職中だけど妊活(@SentimentalLion)です。
不妊の原因が男性にもあるとわかったところで、男性の皆さまは次にこのように考えるのではないでしょうか?
「では、男性が気をつけるべきことは一体なんだろう?」と。
ちなみに、不妊と男性の関係については以下の記事をチェックしてみてください。

ズバリ、次に重視すべき内容は食事です。
僕自身、家で食事を取ることが多く、料理は好きな方だったので取り掛かりやすかったとも言えます。
食事と妊娠の関係、栄養素と妊娠の関係について説明していきましょう。
この記事は妊活中の男性が取るべき食事について知りたい方、妊活中の男性が取るべき栄養素について知りたい方にオススメの記事です。
妊娠と栄養の関係は女性だけの問題ではありませんよ!
男性にも栄養ある食事が必要?
栄養ある食事が身体に良いことは誰しもがわかっていると思いますが、妊娠に直接どのような関係があるかわかっている方はどのくらいいるでしょうか?
はっきり言ってしまうと『精子形成』という言葉すら知らない方がほとんどだと思います。
そうです、読んで字のごとく栄養ある食事を取ることは精子が作られるメカニズムに深く関わってくるんですね。
また、面白いことに女性の『月経周期』と同様に男性にも『精子周期』(16日間隔)というものがあり、毎日違う場所から精子が作られているんです。

精子形成のキーポイントになってくるのが「精子周期」と「毎日違う場所から作られる」という2点です。
理由は、ラットに必要な栄養素が足りていないと「精子周期」も「毎日違う場所から作られる」というどちらも起こらなくなってしまうということが実験でわかっているからです。
栄養が足りていないと精子を作る機能に悪影響なんですね!
妊活中の男性に必要な栄養素
それでは妊活中の男性が必要とする栄養素をみていきましょう。
妊活中の男性が取るべき栄養素は主に以下の2つです。
- ビタミンA・C・E
- 亜鉛
もちろん、この2つだけ取れば良い訳ではありませんよ。
あくまでバランスの良い食事をするのは大前提です!!
ビタミンA・C・E

ビタミンA・C・Eには抗酸化作用があり、摂取量が多いほど運動量が多い精子が多くなるということがわかっています。
また、ビタミンCの摂取量が多いほど精液量が多いこともわかっています。
ビタミンA・C・Eが豊富に含まれている食材は以下の通りです。
- ビタミンA:レバー(鶏・豚・牛)、うなぎ、かぼちゃ、人参、卵
- ビタミンC:いちご、ピーマン、ゆず、ブロッコリー、ハム、
- ビタミンE:いくら、たらこ、モロヘイヤ、かぼちゃ、アボカド
ビタミンA・Eは脂溶性ビタミンといい、油に溶けるビタミンです。
調理の際には油と一緒に調理することで吸収率を高めることが可能です。
ビタミンCは水溶性ビタミンといい、水に流れやすく熱に弱いビタミンです。
生で食べるか、短時間で調理することが吸収率を高めるポイントです。
最後にビタミンA・C・Eを摂取する上での注意点を話しておきましょう。
それはアルコールの過剰摂取を避けるということです。
アルコールを代謝する肝臓には、他にも食事で摂取した脂質を代謝する「脂質代謝」という働きがあります。
しかし、アルコールが肝臓内に入ってくるとアルコールを代謝する働きが優先され、「脂質代謝」は後回しになります。
その結果、脂溶性ビタミンであるビタミンA・Eの吸収が阻害されてしまいます。
アルコールの過剰摂取はビタミンの吸収を阻害する!
お酒好きな男性も妊活中はほどほどにしましょう!
亜鉛

亜鉛は味覚を保ち、成長を促し、免疫力を高めるミネラルです。
亜鉛が足りていないと精子数が減少してしまうことがわかっています。
亜鉛が豊富に含まれている食材は以下の通りです。
- 亜鉛:牡蠣、うなぎ、卵、牛(肩・ヒレ・もも)、鶏・豚(レバー)
亜鉛は重要な栄養素ですが、過剰摂取には注意が必要です。
通常の食事であれば過剰摂取の問題ありませんが、成人男性で40mg以上、成人女性で35mg以上摂取すると急性中毒を起こす可能性があります。
亜鉛の過剰摂取は急性中毒を引き起こす可能性あり!
サプリ等を飲んでいる方は特に過剰摂取に注意してください!
妊活中男性の食事まとめ
最後に妊活中の男性が食べるべき食事についてまとめておきましょう。
バランスの良い食事を取ることは大前提として、『精子形成』に深く関わる栄養素は以下の2つです。
- ビタミンA・C・E
- 亜鉛
ビタミンや亜鉛が豊富に含まれている食材例を見ていただくと分かる通り、ビタミンは主に彩が豊かな食材に多く含まれており、亜鉛は肉・魚に多く含まれています。
普段の忙しい生活の中で食材ごとの栄養素まで把握するのは難しいかもしれませんが、せめて肉・魚の主食にプラスして彩がある食事を取るようにしましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
こちらからは以上です!!