こんにちは、ユタロー@うつ病休職中だけど妊活(@SentimentalLion)です。
今まで歩いた鎌倉ハイキングコースはアクセスが良い駅の近くばかりでした。
初めてJR『鎌倉』駅からバスで移動し、朝比奈ハイキングコースを歩いたきたのでレポートします。
人気のある天園ハイキングコースとはまた違う景色を楽しむことができるのでオススメです。

- 他のハイキングコースとは違う景色が楽しめる
- 沢歩きができるハイキングコース
- 帰りに竹で有名な報国寺へ寄ることも可能
- JR『鎌倉』駅からバス移動必須
- 沢を通るため地面がぬかるんでいる
- 帰りのバスは混雑の可能性大
この記事は朝比奈ハイキングコースの行程・地図を知りたい方、他の鎌倉ハイキングコースとは違う景色を楽しみたい方にオススメの記事です。
周りの木が高くてジャングルの中を歩いているような気持ちになりました!
朝比奈ハイキングコースとは
朝比奈ハイキングコースとはJR『鎌倉』駅東口からバスで30分ほど移動した『朝比奈』バス停からスタート、『朝比奈切通し』を抜けて沢を通り、県道204号へ出てくるハイキングコースです。

横浜の金沢区から鎌倉七口の切通し『朝比奈切通し』を通過して鎌倉方面へ戻って来る山道だけなら約1時間弱で歩けます。
ちなみに、切通しとは山や丘を削って作った人や馬が通れる道のことをいいます。

周りが山に囲まれている鎌倉には昔から切通しが整備され、現在は鎌倉七口という名前までついています。
『朝比奈切通し』はそのうちの1つですね。
僕は歩いてJR『鎌倉』駅まで戻ってきましたが、山道を抜けてしまえば途中からバスで戻ることも可能です。
疲労を感じたらバスで駅まで戻るのも良いと思いますよ。
朝比奈ハイキングコースの簡単なハイキングデータは以下の通りです。
所要時間 | 約1時間 |
---|---|
距離 | 約3.2km |
出発地点 | JR『鎌倉』駅 東京から約55分 新宿から約70分 横浜から約25分 |
到着地点 | JR『鎌倉』駅 |
経由地 | 朝比奈切通し、熊野神社 |
山道を過ぎた後もすぐにバスに乗らずに歩けば竹林が綺麗な「報国寺」に寄ることも可能です!
朝比奈ハイキングコースの行程
朝比奈ハイキングコースの行程を地図・写真で紹介していきます。
鎌倉駅〜朝比奈ハイキングコース入口まで
スタートはJR鎌倉駅です。

改札は東口から出て、すぐ右側の5番バス乗り場へ行きましょう。
天気が良いこともあり、すでに長い行列が。。。

京急バス・鎌24系統のバスに乗車すれば『朝比奈』バス停に向かうことができます。
『朝比奈』バス停までの路線図を載せておきますので参考にしてください。

『朝比奈』バス停から朝比奈ハイキングコース入口までの地図は以下のとおりです。

スタート『朝比奈』バス停
『朝比奈』バス停に到着したらバスが来た道を少し歩いて戻ります。
奥に見える信号を渡ったらすぐに左折します。

ポイント①『朝比奈』バス停50m先を左折
バスが来た道を戻って信号を渡ったらすぐに左折です。
登り坂になっているのでまっすぐ進んでいきましょう。

ポイント②朝比奈ハイキングコース入口
しばらく登って行くと工場横に朝比奈ハイキングコースの入口が見えてきます。
左側に見える自動販売機が山道に入る前の最後の自動販売機です。
飲み物を購入していない方はこちらでどうぞ。

ここからはいよいよ山道へ突入です!!
朝比奈ハイキングコース入口〜出口まで
朝比奈ハイキングコース入口から出口までの行程を見ていきましょう。

朝比奈ハイキングコースの入口に石碑が建っているので目印にしてください。
早速、山道へ入っていきましょう。

ポイント③庚申塔・横浜横須賀道路
山道へ入るとすぐに右手に庚申塔が見えてきます。

さらに奥へと歩みを進めて行くとこれまたすぐに地層の重なりを見ることができます。
いったいどれほどの歳月がかかってできた地層なのか幾重にも層が重なっているのがわかります。
ちなみに、上を通っているのは横浜横須賀道路です。

下には土嚢が詰められており、歩き易くなっていました。

岩に生えているコケの色合いもとても綺麗です。

ポイント④朝比奈切落とし
横浜横須賀道路の断崖絶壁を見た後しばらく歩くと、朝比奈切落としが見えてきます。

この辺りから周りの木々が高くなってきます。

上を見上げるとこの高さです。伝わるでしょうか?

ポイント⑤熊野神社への分岐
朝比奈ハイキングコースはほとんど1本道なのですが、唯一の分岐があります。
左に進むと熊野神社、右側を進むと山道の順路です。

熊野神社の石碑も建っています。
寄って行く場合はこちらを進みましょう。

ポイント⑥熊野神社
しばらく進むと熊野神社が見えてきます。
森の中にひっそりと佇む神社はとても神秘的な印象を受けます。

階段を上がると本殿が見えてきます。

参拝したら分岐ポイント⑤まで来た道を戻り、山道出口側へ進みましょう。
ポイント⑦ぬかるみ注意
ポイント⑦辺りから沢を通って行くことになります。
そのため地面がぬかるんでいるので転ばないよう注意してください。
このぬかるみが源流となり、川下へ行くと太刀洗川と呼ばれるようになります。

もし前日に雨が降っていたら水の量ももっと増えていたと思います。
このぬかるみがだんだんと川へ変わって行く様子がお楽しみいただけると思いますよ。

ポイント⑧三郎の滝
ぬかるみが小川に変わってくる頃になるとハイキングコースも終わりとなります。

出口横には「三郎の滝」と呼ばれる滝壺があります。
晴れ続きだったので水量は少なめでした。

朝比奈ハイキングコース出口〜鎌倉駅まで
朝比奈ハイキングコースの出口からJR『鎌倉』駅までの地図は以下のとおりです。

今回、僕は「浄妙寺」と「報国寺」へ立ち寄ったので、県道204号線から少し外れていますが、基本的には県道に沿って歩いていけばJR『鎌倉』駅へ行けます。
まずは、朝比奈ハイキングコース出口からまっすぐ歩いていきましょう。

ポイント⑨太刀洗水
途中に太刀洗水が出ているポイントがあります。

その先はすぐにコンクリートの道に切り替わります。

ポイント⑩T字路を左折
地面がコンクリートに切り替わって少し歩くと斜めのT字路へ差し掛かりますので、左の道を進んでください。

ポイント⑪県道204号線に合流
県道204号線に合流します。
バス停があるため、歩き疲れた方はバスに乗ってJR『鎌倉』駅へ戻りましょう。
駅まで歩く方、浄妙寺や報国寺へ寄る方は県道に沿って進みましょう。

ポイント⑫明石橋の交差点を右折
明石橋の交差点に差し掛かったら右折するのを忘れないようにしてください。

ポイント⑬浄妙寺
明石橋の交差点を右折してしばらく進むと浄妙寺に到着します。
県道204号線から少し奥に入ったところにあるため、曲がるのを忘れないように。

浄妙寺に到着です。

浄妙寺の敷地内を奥に進むと『鎌倉ガーデンテラス』というレストランがあります。

今回はこちらでお昼をいただきました。
とてもおしゃれな建物とお庭でしたよ。

ポイント⑭報国寺
浄妙寺を見学し終わったら再び県道204号線に戻って来ます。
JR『鎌倉』駅方面へ進むとすぐに報国寺へ入る交差点があります。
ちなみに、こちらのバス停から駅へ戻ることも可能です。

報国寺の入口です。

奥の竹林がある庭園に入るためには拝観料が必要です。
拝観料
- 入場のみ 200円
- 入場+抹茶(干菓子付き) 700円

報国寺の参拝が終わったら再び県道204号線をJR『鎌倉』駅方面へ進んでゴールです。
お疲れ様でした。
朝比奈ハイキングコースの感想
今回、初めてJR『鎌倉』駅からバスで移動が必要なハイキングコースに行ったわけですが、バスはかなり混雑するため座れないと考えた方が良いです。
ただ、実際に朝比奈ハイキングコースに入ってしまえば人はほとんど歩いていません。
天園ハイキングコースの場合、土日は特に人が多くて歩きにくいですがその心配はありません。
自然の中を十分に堪能できるコースなのではないでしょうか。
また、古来は六浦の港より物資を運ぶ「塩の道」と呼ばれていたそうです。
荷物を運ぶご先祖様の気持ちになって歩くこともできると思いますよ。
ハイキングコースだけでは物足りない方はぜひ浄妙寺や報国寺にも寄ってみてください!
朝比奈ハイキングコースの注意点
鎌倉には他にもハイキングコースはありますが、どのコースも山道を歩きます。
そのため必ず長袖・長ズボンを着用するようにしましょう。
虫刺されはもちろん、草に肌が触れたり転倒した時のケガ防止です。
靴も革靴・ハイヒールではなく、履きなれた運動靴にしましょう。
可能であれば山歩き用のシューズを買うことをオススメします。
朝比奈ハイキングコースはコースの横が水の通り道になっているため、地面がぬかるんでいます。
靴には土がついてしまうので汚れても良い靴を履いていきましょう。
綺麗な靴を履いていって汚してしまわないよう注意だよ!
朝比奈ハイキングコースのまとめ
最後に朝比奈ハイキングコースをまとめておきます。
- 他のハイキングコースとは違う景色が楽しめる
- 沢歩きができるハイキングコース
- 帰りに竹で有名な報国寺へ寄ることも可能
バスでの移動が必要となるものの、「朝比奈切通し」など迫力満点のスポットがあるハイキングコースです。
鎌倉では沢歩きができるハイキングコースは他にないため、ぜひ歩いてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
こちらからは以上です!!