こんにちは、ユタロー@うつ病休職中だけど妊活(@SentimentalLion)です。
うつ病だと診断されてから約2週間が経過しました。
平日も休んでいる今の生活にも少しずつ慣れると今度は別の心配事が出てきます。
それが「両親へうつ病のことを言った方が良いのか」という問題です。
今回はそこのところについて僕の考えたこと、経験談をお話ししたいと思います。
この記事はうつ病を親に言えない方、親に相談しようか迷っている方にぜひ読んでほしい記事です。
うつ病と診断された時のお話はこちらを読んでみてください。

1つの経験談としてお読みいただけたら幸いです!
うつ病を両親に相談すべき?
親元を離れて暮らしている人にとって、うつ病を発症したことを両親に相談するかどうかは非常に迷うことだと思います。
僕の結論としては、休職してから1ヶ月以内には両親に相談すべきです。
そうは言っておりますが、うつ病だと診断された2日後に母親から電話がかかってきた時は、正直、僕も自分がうつ病だと言えませんでした。
治療がいつまで続くかわからない以上、「言うべきなんだろうな」とは漠然と思っていたものの最初の一言が出てこない。
そこで、うつ病のことを両親に言えない理由・言うべき理由について整理してみました。
うつ病を両親に言えない理由
僕がうつ病のことを両親に言えない理由をまず書き出してみます。
両親に言えない理由については、ほとんどの人が同じような理由を挙げるのではないでしょうか?
- 両親に身体のことを心配かける。
- 両親に仕事のことを心配かける。
- 両親にお金のことを心配かける。
- 「心が弱い」と軽蔑されないか不安。
(うつ病の認識がまだ広まっていないから)
最後の1つを除いて、結局は「心配かけてしまう」につきます。
僕ら夫婦にはまだ子どもはいないものの、マンションのローンは残っています。
もし休職期間が長引いたり、退職となるとうつ病の治療費は増えるのに収入は減ることになります。
健康面だけでなく、お金の面でも心配をかけてしまうというのが、両親に言えない理由の多くを占めている人が多いのではないでしょうか?
うつ病への認識がまだ広まっていないため、単純に「心が弱い」と思われてしまうことも自分にブレーキをかけていました。
うつ病を両親に相談すべき理由
では、逆に両親に相談すべき理由ってなんでしょうか?
マイナス面ばかりに焦点を当ててしまう人が多いと思いますが、プラス面もかなりあります。
僕はこのプラス面を強く意識することで「うつ病を両親に相談しよう」と決意することができました。
- 両親と小まめに連絡が取れる。
- 親目線の人生論が聞ける。
- 両親に嘘をつかなくてよくなる。
- 妻の負担が減る。
- 心の重荷が1つなくなる。
- 安心感が増える。
- 親への信頼感を示せる。
色々なことを挙げましたが、絶対的に「うつ病を両親に話すべきか」という心の重荷が1つなくなることはとっても大きいです。
ただでさえストレスが溜まっている状態なのに、両親に話すかどうかでまたストレスを溜めるのは無駄だと考えました。
他にも、「人生には山もあれば谷もある」と言った親の人生論を聞けたり、親に知ってもらっているというだけで自分の安心感も増えます。
また、僕の場合は妻しか知らない状況だったので、妻だけに負担が集中していました。
妻への負担も少し和らいだのではないかなと実感しています。
最後に大事なことだと思うんですが、うつ病の治療が長引いたら遅かれ早かれ両親に話すかバレるという状況になります。
相談する時までに1年以上も経過して、何度も会っている・電話しているという状況だったとしたら。。。
両親は「なんで自分は気づいてあげられなかったのか」と自分自身を責めてしまうかもしれませんよ。
自分自身のためにはもちろん、両親やパートナーのためにも早めに相談するべきです。
うつ病を両親に相談する際に気をつけること
僕が両親に相談をする時に大事だと考えたのは『直接会って話すこと』です。
理由は、身体や表情を見てもらい多少は安心してもらいたかったから。
電話で話すと、どうしても『うつ病』という言葉だけが相手の印象に残ってしまい、「うつ病って深刻なんじゃないか」と余計な心配をかけてしまいます。
特に、僕の場合は休職前と比べて睡眠も取れるようになりましたし、食欲も増えました。
見た目的にはうつ病ではない人となんら変わりありません。
その姿を見せるだけでも余計な心配をかけずにすむと考えました。
人は視覚情報から1番情報を得ているのは、メラビアンの法則でも有名ですね!
見た目がうつ病ではない人と変わらないなら姿を見せることで安心させることができます!
うつ病を両親に相談するきっかけ
ここまで考えがまとまればあとは実際に両親と会うタイミングを作って話すだけです。
僕の現在住んでいる場所から実家までは30分くらいで移動することができるため、妻と晩ご飯を実家に食べに行くという流れにしました。
晩ご飯を食べている時に、自然と「仕事はどうなの?」という話になりますからそのタイミングで「実は今病気で休職しているんだよね」と話を切り出します。
そこから先は両親からうつ病の原因や経緯について質問が飛んできますから、順番に答えていくだけです。
あらかじめ「どういう流れで説明しようかな?」なんてことは考えておく必要はありません。
最初の「実は今病気で休職しているんだよね」さえ言えてしまえばあとはどうにでもなりますよ!
うつ病を両親に言えない方へのまとめ
うつ病を親に言えない方へメッセージです。
うつ病はまだまだ正確に知られているとは言えない病気です。
そのため余計に両親に心配をかけてしまうことから言い出せない人も多いと思います。
ただ、その時にぜひ両親に話した時のプラス面も考えてほしいのです。
- 両親と小まめに連絡が取れる。
- 親目線の人生論が聞ける。
- 両親に嘘をつかなくてよくなる。
- 妻の負担が減る。
- 心の重荷が1つなくなる。
- 安心感が増える。
- 親への信頼感を示せる。
治療が長引けば遅かれ早かれ両親に相談せざると得なくなる、もしくは両親に隠せなくなる時がきます。
両親が「今までなんで気づかなかったんだろう」と自分を責めてしまわないように、早めに相談することをオススメします。
両親に相談する時に可能であれば『直接会って話す』こともお忘れなく。
今後、うつ病の治療を続けるにおいてきっとあなたの助けになると思いますよ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
こちらからは以上です!!